PRODUCTION
NOTE
プロダクションノート
第6回 江ノ島パート2
今回のプロダクションノートは
本作の舞台となった、”江の島の裏話” 第2弾です!
実は糸曽監督は、本作が決まるまでほぼ江の島に行ったことがなかったようです。
糸曽監督:「第一印象から観光地的なイメージが強かったですが、実際に訪れてみると、印象的な商店街の反対には神社や洞窟があったりして表裏のある不思議な街でした。なので、その印象に合わせて地下が秘密基地だったりすると面白いなと。」
そこから以前ご紹介したベクターマシンの発進基地を江の島に組み込む基地デザインが制作されていきました。
江の島エスカーは、地下基地につながっているという設定になっています。
そして、
”現世宇宙(アクエリオン)と神話宇宙(神話獣)のバトル”がなぜ江の島で行われるのか?
現世宇宙の江の島と過去神話編である”1万2千年前に分裂した神話宇宙”をどう結びつけるのか
この2点はシナリオ会議で難航したポイントでした。
そこで、シリーズ構成の村井さんより、「ベクターマシンが江の島の遺跡で見つかる」という設定が提案されました。
また、
村井さん:「ムー大陸を1万2000年前に沈んだとし、その沈んだ大陸の端っこが江の島である。その大陸には超文明があり、その遺跡として、アクエリオンがある。というアイデアをだしてくれたんです。それなら実際にありえそうですし、すごい面白いとこに繋げてきたなと思いました。」
実は”1万2千年前になくなってしまった文明の一番端っこが江の島だった、そしてそこにアクエリオンが眠っていた”という、現実と神話宇宙世界を繋がった瞬間でした!
そう思ったら、ワクワクしちゃいますね。
さらに今回は実際に江の島で購入できる、劇中に登場したアイテムを紹介します。
まずは「江島神社の龍神守」です。第3話で登場するお守りですが、江島神社で実際に購入することができます。
そして、同じく第3話で登場した「湘南堂」のパン。
ロケの時、さざえ島でパンを食べていたら、実際にトンビに奪われたスタッフがいたそうです(笑)。
そして4話で登場した新江ノ島水族館マスコットの「あわたん」ぬいぐるみも新江ノ島水族館で購入できます!
江の島に足を運んだ際、モモヒメやサッコ達になった気分で立ち寄ってみて下さい!
(AP村上、菅野)