PRODUCTION
NOTE
プロダクションノート
第7回 「声優」編
今回はキャラクター達を魅力的に演出する声優さんについてご紹介!
制作チームのコメントを交えながら、本作を深堀していければと思います!
今回お話を伺ったのは、
糸曽監督に加えて本作のプロデューサーのDMM.comの高篠さんです!
まずは第1話のアフレコにてキャストの芝居の印象をお伺いしました。
糸曽監督:「みなさん、すごいお上手だなと思いましたね」
高篠さん:「ロボットアニメの収録と思えない、普段は可愛らしい声のメンバーでドキドキしましたが、ちゃんとかっこいいロボットアニメになったなと・・・。」
今回はオーディション形式で各キャストの声が決まったようで
糸曽監督:「いろんな役者さんの声をテープでもらって聞きました」
その中で今回のキャストに関してこんなアイデアが上がったようです。
高篠さん:「テープオーディションでキャスト候補を出していく中で、キャストを全員女性にするというアイデアが出ました」
確かに今回は今までのシリーズとは違い、男性キャラも女性キャラもアクエリオンに乗る主要なメンバーは女性キャストですね。
高篠さん:「きっかけとなったのは、とあるロボットアニメを観たことです。その作品では少年キャラを女性キャストの方が演じていて、少年らしい演技が強く印象に残っていました。今作でも男性キャラを女性が演じるのはは良いかもという話から、だったら思い切ってメインキャストを全員女性にするのは良いんじゃないかという提案をしました」
糸曽監督:「男性声優さんの声も女性声優さんの声も聞かせていただきましたが、キャラクターデザインが可愛いので、女性の方が合うんだよなと思って、最終的に全部女性にするのは良いなと思いました」
高篠さん:「振り切ったアプローチを採ることで、アクエリオンの新シリーズとしても個性を出していくことも狙いましたね」
さらに、女性キャストの選び方にも工夫が施されたようで。
高篠さん:「今回はみなさん”ゆるめのイメージ”を持つ声優さんを選んでますね。声からも男性キャラは少年の無邪気さ、女性キャラはゆるっとしたイメージというところが表現できればと思っていました」
たしかに
花守ゆみりさん、和氣あず未さん、豊崎愛生さん、小市眞琴さん、小原好美さん、
みなさんゆるっとしたイメージがありますね。
高篠さん:「そんなイメージの皆さんがアクエリオンシリーズではおなじみの”気持ちいい~!”を言うのは視聴者の皆さんに新生アクエリオンとして新鮮な印象を与えられて魅力的な作品に映ると思いました」
「まあ今回は”感情の合体”という事がメインであんまり「気持ちいい~~!」のセリフはありませんでしたが(笑)」
本作のキャラクターデザインをヒントに、選ばれた主要キャストの皆さん。
ぜひ来週の放送もキャストの”声”に注目してキャラクターの行く末をお楽しみください!
そして今回はもう一つ裏話を・・・
みなさん、3話のエンディングクレジットで糸曽監督のお名前があることに気づきましたか?
監督はどこのシーンに登場していたのでしょうか!?
糸曽監督:「3話の冒頭の百々姫の告白シーンですね。この告白シーンの一人が実は僕なんです(笑)脚本家の三津留さんが面白がって僕に役を作ってくださいました」
実は監督は今週放送の6話にも出演しています!
ヒントは片瀬江ノ島駅前です。
どのシーンに出演しているのか探してみてください!
(AP村上、菅野)